still_live1.jpg

Still Live

Keith Jarrett
スティル・ライブ /キース・ジャレット
Still Live FavoriteLoadingお気に入りに追加
録音年月日:1986
録音場所:ミュンヘン
レーベル:ECM
参加アーティスト:

Keith Jarrett, piano
Gary Peacock, bass
Jack DeJohnette, drums


収録曲:

Disc 1
My Funny Valentine
Autumn Leaves
When I Fall in Love
Song Is You
Disc 2
Come Rain or Come Shine
Late Lament
You and the Night and the Music/Extension
Intro/Someday My Prince Will Come
Billie's Bounce
I Remember Clifford


解説:

キース・ジャレット・トリオの傑作スタンダードライブ録音。Disc 2のExtensionとIntroを除いたすべてがスタンダード曲(ただExtention=付け加え、Intro=イントロというところから、これは制作側が付けたタイトルと解釈できる。演奏したキースにしてみればメドレーのつなぎといったところか・・・)。スタンダードといっても、このトリオの場合は多くのジャズミュージシャンがするようにイントロ→テーマ→アドリブ→テーマ→エンディングという一般的な演奏はしていない。My Funny Valentineの場合はオリエンタル風のイントロから半音階的転調でテーマに入る。しかしエンディングの前にテーマはない。The Song is Youもそうだ。16譜音符をちりばめた3パートのイントロ(さすがバッハの平均率を本格的に録音したピアニストとうなずけるイントロだ)を経て大胆にテーマに入るものの、途中からはコード進行も原曲からはそれて完全なフリーセッションになっている。キースの演奏は自由だ。フリージャズのような音楽理論を破壊するようなものではなく、ジャズというカテゴリーにとらわれていない。常に独創的で、自信に満ちたタッチで堂々と演奏する。もちろん、曲の持つ美しいメロディを充分に活かし聴かせることもできる。When I Fall in Love(ベースソロをフィーチャー)やI Remember Cliffordがそうだ。Come Rain or Come Shineのようにミディアムテンポでじっくり聴かせることもあるし、Autumn Leavesのように拍を軸に3人がそれぞれの音楽を展開するシーンもある。トリオという形式ではあるが、曲によって七変化するこの演奏は曲をひとつの要素として扱っているかのように「3人の演奏」が前面に出ている。ジャズに不慣れな人には理解できないかも知れない。でもそれでもキース・ジャレットのピアノは本物と納得させられるアルバム。


    Keith Jarrettが参加している他のアルバム
  • carnegie1.jpg
  • melody_keith1.jpg
  • still_live1.jpg
  • keith_tribute1.jpg
  • staircase1.jpeg
  • koln_concert1.jpg