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Speak Like a Child

Herbie Hancock
スピーク・ライク・ア・チャイルド /ハービー・ハンコック
Speak Like a Child FavoriteLoadingお気に入りに追加
録音年月日:1968
レーベル:Blue Note
参加アーティスト:
Herbie Hancock, piano
Ron Carter, bass
Mickey Roker, drums
Thad Jones, fluegelhorn
Peter Phillips, bass trombone
Jerry Dodgion, alt flute

収録曲:
Riot
Speak Like a Child
First Trip
Toys
Goodbye to Childhood
Sorcerer

解説: Maiden Voyageの次のリーダー作。シンプルなメロディを基本とした楽曲を集め、新しいハーモニーを敷くことを試みた。ギル・エバンスやオリバー・ネルソンなどから学んだ面もある。3本の管楽器で色付けたサウンドに満足したらしく、今度は大きなグループ向けに作曲したいとライナーノーツにつづっている。

Riotはマイルス・デイビスのネフェルティティにも収録された曲だが、ハービー・ハンコックの録音は整然としている。マイルスは録音中のハプニングも要素として取り入れる傾向が多いので、どちらが良いというわけではないが、ここにはハンコックの意図がよく現れている。事実、ネフェルティティの録音の印象をそのままタイトル(Riot=暴動)としたくらいだ。

Speak Like a Childはタイトルトラック。First Tripのみがロン・カーターの作曲となっており、アルバム中で異色。典型的なモダンジャズ的なアプローチが聴けるが、ピアノの演奏はハービー・ハンコックそのものだ。

Toysは本作中メロディメーカーとしてのハンコックの才能が開花している作品。3連符のスケール上下がスリリングで、色にこだわった曲であることがよくわかる。Goodbye to Childhoodはスロー・バラードで、左手のボイシングやメロディのタッチがビル・エバンスの影響を受けているように聴こえる。最後は再びマイルス・デイビス・クインテットで録音したSorcererで締めている。

ネフェルティティの録音から約半年で発表された本作は、自分自身の音楽を前面に出すことにこだわったアルバムかもしれない。

    Herbie Hancock が参加している他のアルバム
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