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Kind of Blue

Miles Davis
カインド・オブ・ブルー /マイルス・デイビス
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録音年月日:1959
録音場所:ニューヨーク
レーベル:Columbia
参加アーティスト:
Miles Davis, trumpet
Cannonball Adderley, alto sax
John Coltrane, tenor sax
Wynton Kelly, piano
Bill Evans, piano
Paul Chambers, bass
Jimmy Cobb, drums

収録曲:
So What
Freddie Freeloader
Blue in Green
All Blues
Flamenco Sketches

解説: 新しい音楽を求め続けたマイルス・デイビスがさらなるインプロヴィゼーションの可能性を求めて制作したアルバム。マイルスのアルバムの中で最もセールスの記録を伸ばした一枚。アルバム「Milestones」モード奏法という新境地を開いていたマイルスは、よりピアノにビル・エバンスを迎え入れることにより、その可能性をさらに広げていくことになる。

Kind of Blueはマイルスが作ったスケッチを元にリハーサル無しの1テイクのみで録音されたアルバムだ。ビル・エバンスが共同で作曲しているという評をマイルスは否定している。しかしこのアルバム中のエバンスの存在感は大きい。So Whatのイントロがピアノで始まるところからエバンスのきれいな音色が鳴り響く。本編ではやはりソロイストが前面に出るが、特にBlue in GreenとFlamenco Sketchesのバッキングでのエバンスも素晴らしい。

Freddie Freeloaderのみがウィントン・ケリーの演奏。マイルスはケリーのピアノをレッド・ガーランドとビル・エバンスの中間くらいで、幅が広いことを褒め称えるとともに素晴らしいバッキングをキャノンボール・アダレイやジョン・コルトレーンも気に入っていると紹介している。

収録曲中3曲が12小節ブルースで、So Whatは8-8-8(移調)-8のモーダルチューン、Blue in Greenは10小節を繰り返す構成となっているが、どれも共通しているのはコード進行よりもソロで奏でるメロディを重視している点だ。全てがモードではなく、I-IV-Vを基本としたブルースもあれば、Blue in GreenはDマイナーの曲である。

これより更にハーモニーからの離脱を始めていくマイルスにとって、このアルバムはそのスタート地点なのかもしれない。

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